ものづくり補助金(もの補助)に続き、先日7月19日に発表された、2018年度の小規模持続化補助金(平成29年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」、応募総数:26,910件)の採択結果について、公表されたPDF資料を基に、ExcelとAccessを駆使してちょっとした分析をしてみました。

採択結果はこちら。

  • 日本商工会議所分
  • 全国商工会連合会分

 

前提

分析にあたっては、次のような前提の下、実施しています。

1.使用したデータ

分析に使用したデータは、上記の日本商工会議所・全国商工会連合会のそれぞれのデータを基にExcel化して、データとして扱える状態にして使用しました。
なお、今回の小規模持続化補助金のデータは、「受付番号」といった、レコードを一意に特定するユニーク番号が振られていないため、ちょっと取り扱いに難儀しました。。

また、公表されている小規模持続化補助金の採択結果データには、応募件数を推定できるようなデータが含まれていないため、都道府県別の件数とシェアの分析にとどまっています。

 

都道府県別の採択結果

公表されている小規模持続化補助金の採択結果データを基にした、都道府県別の採択件数とシェアは次の表のとおりです。

応募総数:26,910件に対し、採択件数:18,082件(日本商工会議所分:8,804件、全国商工会連合会分:9,278件)、実に67%もの採択率となったようです。
各都道府県ごとの応募件数が推し量れないため、採択率のバラツキはわかりませんが、全体ではもの補助(約55%)を上回る採択結果となりました。

採択された企業のみなさま、おめでとうございます!